アンガーマネジメントは学ぶだけではダメです!
実践や習慣(自分のもの)にする必要があります。
「イライラして余計なことを言ってしまった!」
「良くない態度をとって、雰囲気を悪くした!」
こんな後悔はありませんか?
結論から先にいうと、怒りを作っているのはあなた!!
これまでの【アンガーマネジメント】はすぐ使える『対症療法』について紹介してきました。
>>>【アンガーマネジメント】テクニックまとめ『入門 講座』『初級 講座』
怒りの原因を知らなくてもできる 『即・実践』の方法論です。
怒りや自分の心をコントロールしたいと考えたとき、その原因を知らなくてはいけません。
スポーツの試合と同じように、対戦相手のことを知らなければ
個別性のある対策や、自分の行動の反省はできないです。
戦うのも、仲良くなるのも、相手を知るところから。
目次
怒りの原因は自分
『悪口を言われたからイライラする』 → 『怒りの原因はあいつ』
『仕事が思うように進まない』 → 『怒りの原因は環境』
これは間違っています。
怒りの原因は『誰か』でもなければ、『何か』でもありません。
厳しい言葉でいえば、自分の思い通りにならないことがあって、あなたは怒ります。
怒りの原因は、まわりではなく、あなた。
怒りの感情を生んでいるのはあなたです。
怒りの原因 = ストレス?
ストレスがあるから人は怒る。だから怒りの原因は『自分じゃなくてストレスのせい』
と思った方にむけて書きます。
怒りの原因 = ストレスではありません。
ストレスの原因のことを、難しい言葉で『ストレッサー』と言います。
ストレッサーについて調べると、次のようになります。
- 物理的ストレッサー(寒冷、騒音、放射線など)
- 科学的ストレッサー(酸素、薬物など)
- 生物的ストレッサー(炎症、感染など)
- 心理的ストレッサー(怒り、不安など)
このように定義されますが、怒りの原因 = ストレスの原因ではありません。
怒りは二次感情
ストレッサーの話では『心理的ストレッサー(怒り、不安など)』と書きましたが
アンガーマネジメントとしては
『怒り』と『不安』は別の段階(ステージ)にある感情です。
これを読むと
怒りの感情を生んでいるのはあなたです。
と言った理由がわかります。
人にはさまざまなネガティブな感情があります。
- 寂しい
- かなしい
- 怖い
- 不安
- 心配
- 困惑
- 恥ずかしい
- 罪悪感
- 後悔
- やる気が出ない
これらが『一次感情』
そして、怒りは『二次感情』です!!
『怒り』が生まれるとき、なにかの感情が背景にはあります。
ナースマンのTwitterでわかる具体例
確定申告……失敗! 5回間違えてロックかかりました。
署名用電子証明書パスワードってなんですか?
『わかっているもの』
・登録時にもらった4桁の暗証番号2つ
・納税用確認番号
・利用者識別番号どんだけ番号発行するねん! 紛らわしい!! pic.twitter.com/CH5YJEZASY
— ナースマン【アンガーマネジメント ブログ】 (@nurse_man_) February 18, 2022
半日かけて行っていたパソコンでの確定申告(e-tax)が思うようにできず、怒っていました。
- 休日を返上して作業したのに『悲しい』
- 勉強して確定申告をはじめたのに、思うようにできなくて『悔しい』
- 期限があるのに、間に合わなかったら脱税になる『不安・恐怖』
- どうしたらいいんだ『困惑』
このように様々な『一次感情』があります。
ストレス(刺激)がある → 怒る! ではなく
ストレス(刺激)がある → 『一次感情がある』→ 怒る!(二次感情) が正解です。
怒りの原因『一次感情』に気づくと『怒り』が落ち着く
『イライラ』『カチーン』となったら
一次感情に目を向けてみてください。
「○○だと感じたからか」と客観的に自分を分析することで、
怒りを落ち着かせることができます。
そして、『何をしたらいいか?』が見えてくるはずです。
- 怒りの原因『一次感情』に気づけない
- 怒りは『誰か』や『なにか』のせい
- 自分が生み出した『怒り』をそのまま表現
『怒り』と向きあわない行動を続けて、人間関係や人生がうまくいきますか?
『怒り』を作り出してるのは自分です。
『怒り』の原因となる『一次感情』を見つけましょう!
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